説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

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2012年5月30日水曜日

支援者支援講座 実習

「東北楽天」一色のトラックが
私たちの乗ったバスを追い越して行きました
最近スポーツニュースに疎くなっていますが
楽天の勢いもきっとトラックのスピードと同じなのでしょうね
車内に歓声があがりました
アロマスプレーとハートストラップを作りました
ビーズをあしらったリ おリボンを付けたり
思い思いの飾りにしました
参加者の中には 肌身離さず持ち歩く手芸セットを…
地区によっては集会所など集まれる場所がありません
他所の集会所で開かれる手芸教室等には参加できません
ジョネットではこうした方々にもお声を掛けてサロンを開催してきました
仮設の集会所をお借りする場合は地区がまたがる訳で
ご理解を頂くところから準備が始まります
本日も 会場から離れた地域の方が
「震災後はじめて」のサロンに参加され 大変喜んでいらっしゃいました
瓦礫残る住宅跡
仙台で開催している支援者支援「傾聴」講座の実習を南三陸町内で開催しました。
実習とはいえ、講師がその場で受講生に対し助言することはなく、授業から離れたサロンにしました。全国からの応援が入って開催してきたジョネットサロンと同じ雰囲気です。
講座受講生の中には、仙台市沿岸部の津波被害でご自宅も仕事もお身なくされた方が何人か混じっていました。地域に元々いらした方とご自分が住む仮設住宅の皆さんとの間を取り持ったり、お世話をされている方々です。
バスが町に入ったところで、車内にため息が漏れました。そして暫くして、
「私たちは未だましだよね」という声が聞こえてきました。
「瓦礫を目の前にして日々生活しているのでは前向きの気持ちになれない」
「少なくとも私たちのところでは片付いた」ということでした。




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